淀川クジラの理由は地震の予兆や餌を追いかけて迷い込んだ?水深は問題なし?

速報・ニュース
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

2023年1月9日の朝に淀川に現れたクジラが、2日経ってもそこに留まっているようで話題になっています。

淀川にクジラがいるという驚きの状況に、近くの人だけでなく遠くからもクジラを一目見に来ている人がいる模様です。

クジラが元気なうちに海に戻れるといいですね。

 

淀川にイルカが現れたことはあるようですが、クジラが現れるのは初めてとのことで海遊館の職員さんたちや専門家からも驚きの声があがっています。

では、なぜ淀川にクジラが現れたのか理由が気になりますよね。

淀川にクジラが現れた理由はなぜなのかについて、地震の予兆や餌を追いかけて迷い込んだなどが言われています。

淀川のクジラが地震の予兆だとしたら大きな地震ではないかなどと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。

また、もし淀川のクジラが餌を追いかけて迷い込んだのだとすれば、お腹を空かしていないか心配ですね。

 

さらに、体長8メートルという大きなクジラが淀川に迷い込んだとのことで、もう一つ気になるのは水深は問題なし?ということではないでしょうか。

あまり長く淀川に居続けると、クジラにとって水深は大丈夫か心配になりますよね。

 

そこで今回は、『淀川クジラの理由は地震の予兆や餌を追いかけて迷い込んだ?水深は問題なし?』と題して、クジラが淀川に現れた理由について調べてみました。

スポンサーリンク

淀川クジラの理由は地震の予兆や餌を追いかけて迷い込んだ?

淀川にクジラが現れた理由はなぜかについて、このような理由が挙げられています。

  1. 地震の予兆
  2. 餌を追いかけて迷い込んだ?
  3. 体調不良で潮流に流された

それでは1つずつ見ていきましょう。

理由①地震の予兆

淀川のクジラは地震の予兆ということですが、海洋生物に詳しい専門家は否定されています。

淀川のクジラは体長8メートル、体重4.5トンなので、まだ子どもクジラのようです。

もし淀川のクジラが地震の予兆だとしたら、群れごと迷い込んでいるとのことです。

その上で「普段は雌と子供が一団となった群れを形成しているだけに、仮に今回のマッコウクジラが地震の前兆現象の影響を受けたのだとしたら、群れごと大阪湾に迷い込むはずだ」と、宏観異常現象の可能性を否定した。

東スポWEB

今回は、淀川にクジラが1匹迷い込んだということで、地震の予兆を否定されています。

 

ただ、大きな地震の前には魚やクジラが打ち上げられていたということがあったそうです。

魚やクジラ、イルカなどが不可解な動きをしたあとに、大きな地震がきたことがあることから地震の予兆だと言われているようです。

過去にそのようなことがあったので不安になる気持ちもありますが、万が一に備えて準備はしつつ、全ての情報を鵜呑みせずにいたいですね。

理由②餌を追いかけて迷い込んだ?

淀川のクジラは餌を追いかけて迷い込んだ点については、両方の意見があります。

まず、海遊館の方によると、淀川のクジラは「餌を追いかけて迷い込んだ可能性がある」と推測しているようです。

大阪市港区の水族館「海遊館」によると、ふだんは深い外洋にいるマッコウクジラとみられ、餌を追いかけて入り込んだ可能性があるという

朝日新聞

「大阪湾って汚いとかそういうイメージもあるんですけど、そんなことはなくて、かなりいろんな生き物が暮らしている豊富な海」「エサを追って入ってくるっていうのも、なきにしもあらずなんです」

カンテレ

 

逆に、淀川のクジラがマッコウクジラの場合、「餌を追いかけて迷い込んだ可能性は低い」と言う見解もあります。

マッコウクジラは水深200メートルくらいでイカなどを食べて生きているそうですが、淀川には餌がいないとのことです。

大阪湾のような浅い海には、マッコウクジラのえさとなる大きさのイカなどがいないため、えさを追ってやってきた可能性は低いといいます。

テレ朝news

普段深海に生息するイカなどを食べているマッコウクジラが淀川に餌を追いかけて迷い込んだ可能性は低いのかもしれませんね。

ちなみに、マッコウクジラは1ヶ月ほど食べなくても生きていけるそうです。

理由③体調不良で潮流に流された

淀川のクジラは体調不良で泳ぐ力が弱まり、潮流に流されて湾に入ってきた可能性があるという見解もあります。

大阪湾の海洋生物に詳しい大阪市立自然史博物館外来研究員の鍋島靖信さん(69)は「鼻や口の形などからマッコウクジラ」とみており、「体調不良で泳ぐ力が弱まり、潮流に流されて湾に入ってきた可能性がある」と指摘する。

毎日新聞

淀川のクジラはマッコウクジラだと言われており、通常は外海を泳いでいるため、大阪湾に入ってくるのは珍しいそうです。

ただ、体調不良で弱っていたりすると、潮流に流されて大阪湾に迷い込むこともあるとか。

大阪海上保安監部は巡視艇1隻を出して、クジラが川の上流に行かないか監視しているようです。

無理に沖に追いやることはせず、「見守りながら関係機関と対応を協議する」とのことです。

体調不良で潮流に流されたのだとしたら、淀川に長居するのはかなり心配ですので、どうにかしてあげてほしいですね。

 

淀川のクジラが迷い込んだ場所はこちらで詳しく紹介しています↓

淀川クジラの場所はどこで現在のリアルタイム速報も!種類はマッコウクジラ!

淀川のクジラの水深は問題なし?

淀川のクジラの水深は問題なしかどうかですが、ギリギリと言われています。

クジラがいる淀川の水深は2メートルですが、マッコウクジラは通常400メートルの深い海に生息しているそうです。

「(Q.水深2メートルは?)ギリギリですよね。漂着の可能性も、海岸に乗り上げたりする可能性も。船を出す人は注意した方がいいと思います。衝突ですよね。夜とか気が付かないで船がぶつかっちゃったり」

テレ朝news

淀川のクジラの体長8メートルという大きさを考えると、水深2メートルはギリギリということがわかります。

クジラが川の上流に行かないように見守っているようですが、海岸に乗り上げてしまうと何もできないので、早く海に戻ってほしいですね。

さらに、海上保安本部から船を出す人に注意を呼び掛けているそうです。

特に、夜だとクジラが見えにくいので、ぶつからないように細心の注意が必要になりそうです。

 

また、大阪湾は平均水深30メートル、沿岸に近づくと水深10メートルになります。

クジラがいる場所は水深2メートルとさらに浅い場所ですので、せめて水深10メートルの場所まで戻ってほしいですね。

まとめ

淀川にクジラが現れた理由は、地震の予兆や餌を追いかけて迷い込んだ、体調不良で泳ぐ力が弱まり潮流に流されたというものがありました。

淀川のクジラがなぜ姿を現したのか本当の理由はわかりませんが、既に衰弱しつつあるようなので、流されてしまったのかもしれませんね。

また、通常は水深400メートルに生息しているクジラが、水深2メートルの淀川にいるのもギリギリのようで、それも衰弱の理由となっているのかもしれません。

クジラがこれ以上川の上流に行かないように見守っているようですが、無理に沖に戻すこともしないとのことです。

淀川のクジラが力尽きる前にどうにかして海に戻してほしいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク
速報・ニュース

コメント