2023年に開催されるWBCの日本代表に選出されるかもしれないと話題になっているセントルイス・カージナルス所属のラーズ・ヌートバー選手。
WBC2023のメンバーに選出されるかもしれないとなり、初めてラーズ・ヌートバー選手の名前を耳にした方もいるはずです。
さらに、日本球界でプレーしたことはなく、メジャーリーグでプレーしていることから「WBCの日本代表!?」と驚いた方も多いかもしれません。
ラーズ・ヌートバー選手がWBC2023の日本代表選手に選出されるかもしれないということは、母親か父親どちらかが日本人という可能性が高そうです。
ラーズ・ヌートバー選手の母親か父親どちらが日本人なのでしょうか。
また、ラーズ・ヌートバー選手の母親父親の名前や顔画像についても気になります。
さらに、ラーズ・ヌートバー選手の母親か父親どちらかが日本人だとすると、ラーズ・ヌートバー選手は日本語を喋れるのでしょうか。
ラーズ・ヌートバー選手が日本語を喋れる場合、侍ジャパンに選出された時に他の選手とのコミュニケーションがスムーズそうですよね!
もちろん、ダルビッシュ有投手や大谷翔平選手、鈴木誠也選手など、メジャーで活躍する選手がいるので、日本語を喋れなくても問題はないですが喋れるに越したことはなさそうです。
そこで今回は、こちらについて調べました。
- ラーズ・ヌートバーの母親・父親どちらが日本人で名前や顔画像は?
- ラーズ・ヌートバーは日本語を喋れる?
- ラーズ・ヌートバーのプロフィールや選手としての特徴、経歴、成績
- WBC日本代表入りできる条件
ラーズヌートバーの母親・父親どちらが日本人で名前や顔画像は?
ラーズ・ヌートバー選手の両親について調べたところ、
- 母親:日本人
- 父親:アメリカ人
ということがわかりました。
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)。アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれた日系二世
SPAIA
ラーズ・ヌートバー選手は生まれも育ちもアメリカということで、日本野球とは縁のない環境で過ごしてきたようです。
それでは、ラーズ・ヌートバー選手の母親や父親の名前や顔画像について見ていきましょう!
母親の名前や顔画像
ラーズ・ヌートバー選手の母親は日本人で、名前は久美子さんと言います。
母親の顔画像ですが、こちらの画像の一番左が母親・久美子さんです!
中央がラーズ・ヌートバー選手ですね!
母親・久美子さんはソフトボールで捕手や遊撃手を務め、強豪として知られる埼玉・松山女子高で活躍したそうです。
ラーズ・ヌートバー選手はミドルネームが「テイラー・タツジ」で、母親の旧姓は「エノキダ」なので、日本名は「エノキダ・タツジ」となります。
「タツジ」の部分は母親の久美子さんを称えたもので、
とラーズ・ヌートバー選手ご本人も言っているようです。
WBCに日本代表として出場するラーズ・ヌートバー選手の登録名にも注目したいですね!
また、ラーズ・ヌートバー選手は生まれも育ちもアメリカですが、日本人であることを誇りに思っているとのことです。
「日本人であることは僕が僕であることの一部。(日本人であることを)誇りに思う。あえて声高にそのことを語ることはないが、それが僕だし、それが母なんだ」と、母親が日本人であることを明かしている。
Full-Count
こんな風に日本人であることを誇りに思ってくれている選手が日本代表としてWBCに出場してくれると嬉しいですね!
父親の名前や顔画像
ラーズ・ヌートバー選手の父親はオランダ系アメリカ人で、名前はチャーリーさんと言います。
残念ながら、父親の顔画像も見つけられませんでした。
父親・チャーリーさんは元野球選手ということです。
母親・久美子さんがソフトボール、父親・チャーリーさんが野球経験者なので、ラーズ・ヌートバー選手は両親の影響を受け5歳頃から野球を始めたそうです。
母親と父親の出会いは大学!
ラーズ・ヌートバー選手の母親・久美子さんと父親・チャーリーさんの出会いはカリフォルニアの大学だったそうです。
父親・チャーリーさんは大学在学中、副専攻として日本語を勉強しており、交換留学生として同じ大学に来ていた母親・久美子さんに出会いました。
その後、久美子さんは帰国し、チャーリーさんは日本語の勉強を続けるために日本留学したそうですが、土壇場でホストファミリーが受け入れを拒否。
唯一の知り合いだった久美子さんに電話をして、チャーリーさんは久美子さん家族に日本留学を受け入れてもらったそうです。
それ以来、2人はずっと一緒で、ゴールインしたそうです!
その後どのタイミングで2人がアメリカに移ったかはわかりませんが、結婚後はアメリカで暮らしているようです。
ラーズ・ヌートバー選手の両親は大学で知り合ったようですが、ラーズ・ヌートバー選手は高校時代に出会った彼女がいるようです。
ラーズ・ヌートバーの彼女はスサナ・カリッシュで馴れ初めは高校時代!結婚はいつ?
ラーズ・ヌートバーの兄弟は?
ラーズ・ヌートバー選手は、姉、兄を持つ末っ子です。
ラーズ・ヌートバー選手はアメリカ生まれですが、姉と兄は日本で生まれたそうです!
母親・久美子さんが出産のために里帰りしていたのかもしれませんね。
兄はかつてオリオールズ傘下の1Aでリリーフ投手としてプレーしていたそうですが、名前や画像などは見つけられませんでした。
ラーズ・ヌートバーは日本語を喋れる?
ラーズ・ヌートバー選手は日本語を喋れるかどうかですが、簡単な日本語なら喋れるようです。
母親だけでなく、米国人の父親も大学で専攻していた日本語を話せる。そういう家庭環境で生まれ育ったから簡単な日本語を話せるらしい。自分のルーツである日本の文化にも興味津々だし、何より日本人の血を引くことに強い自尊心がある。ヌートバーが〝日本人以上に日本人らしい〟と言われるのも、こうした背景があるからだ。
東スポWEB
ラーズ・ヌートバー選手はハーフですが、生まれも育ちもアメリカのカリフォルニア州ですし、カリフォルニアの大学を卒業後にメジャーリーグでプレーしているので、日本国内で暮らしていた時期はなさそうです。
しかし、母親が日本人、父親も日本語を喋れるという家庭環境のため、簡単な日本語は喋れるし、日本の文化にも興味津々なようです。
そのため、ご飯やお味噌汁といった和食が多く食卓に並ぶこともあり、ラーズ・ヌートバー選手は納豆やわさびも好んで食べるとのことです。
また、ラーズ・ヌートバー選手は、幼少期は年に一度、母親・久美子さんの実家がある埼玉県・東松山市内を訪れていたそうです。
幼少期は年に1度、母・久美子さんの実家がある埼玉県を訪れていた。
朝日新聞
宮崎キャンプや試合で忙しいですが、久しぶりの日本なので祖父母にも会えるといいですね!
ラーズ・ヌートバーのプロフィール
- 名前:ラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバー
(Lars Taylor Tatsuji Nootbaar) - 日本名:榎田達治
- 生年月日:1997年9月8日
- 年齢:25歳(2023年1月時点)
- 国籍:アメリカ合衆国
- 出身地:カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド
- 身長:約190.5cm
- 体重:約95.3kg
- 投打:右投左打
- ポジション:外野手
- プロ入り:2018年メジャーリーグドラフト8巡目
ラーズ・ヌートバー選手は、高校時代に野球とアメフトをプレーしていたそうです。
野球では3度リーグMVP、アメフトでは2度リーグMVPに選出されています。
高校卒業後は南カリフォルニア大学に入学するのですが、大学時代から身体能力は高かったとのことです。
ラーズ・ヌートバー選手は明るい性格の持ち主で、チームではムードメーカーとしても愛されているとか。
そのため、カージナルスファンからの人気も高く、打席に立つ際や活躍した際にファンから「ヌーーーート!」と声援を送られるのが恒例となっているそうです。
もし日本代表選手になった場合、同じように声援を送りたいですね!
また、2020年に新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが中止になった時は、4ヶ月間、航空宇宙産業関連の企業で時給20ドル(約2,800円)週6日、朝4時起きで働いた経験もあります。
働き始めた理由は、家でゴロゴロしていないで仕事を探しなさいという両親からのアドバイスがあったからのようです。
この翌年にメジャー契約を結ぶことになるのですが、この時の経験をこのように語っています。
「あれでお尻に火が付いたことは間違いない。(選手になれなければ何が待っているかが分かったことで)よりハングリーになった。現役中にそれを目の当たりにしたことで、すばらしい視点を持てるようになった」
Full-Count
ラーズ・ヌートバー選手は野球ができない期間があったため、何としてもメジャーに昇格するというよりハングリーな気持ちが芽生えたんですね。
選手としての特徴や経歴・成績
ラーズ・ヌートバー選手の選手としての特徴や経歴・成績を調べてみました。
まず、選手としての特徴ですが、
打撃面
- 長打力と選球眼の良さが魅力
- 狙い球を絞ってスイングするタイプ
- 引っ張り方向への打球が多い
- プルヒッターの傾向
ナイスバッティングですね!
守備面
- 外野の全ポジションをこなす
- スピードを生かした広い守備範囲
- 強肩
ラーズ・ヌートバー選手のファインプレーがこちら!
ラーズ・ヌートバー選手の強肩がわかる映像がこちら。
この守備力は日本代表にとってとても心強いものになりそうですね!
ラーズ・ヌートバー選手は2018年のメジャーリーグドラフト8巡目でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入りしました。
契約後、傘下のA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビューしました。
2019年はA級ピオリア・チーフス、A+級パームビーチ・カージナルス、AA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーしました。
この2年での成績はこちら。
試合 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | |
2018年 | 56 | 26 | 2 | 2 | .227 |
2019年 | 101 | 38 | 7 | 4 | .264 |
そして、ラーズ・ヌートバー選手は、2021年6月22日にメジャー契約を結び、メジャーリーグにおいてチームの公式戦に出場できる資格を持つ権利を得ました。
同日に「9番左翼手」で先発出場し、3打数無安打だったが犠飛でメジャー初得点を記録しました。
メジャー2年目は主に右翼手での起用が続き、カージナルスのリードオフマンに定着しました。
メジャー契約を結んだ2021年と2022年の成績を簡単に紹介すると、
試合 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | |
2021年 | 58 | 15 | 5 | 2 | .239 |
2022年 | 108 | 40 | 14 | 4 | .228 |
着実に成績を残してきたラーズ・ヌートバー選手がWBC2023の日本代表としてプレーしている姿が楽しみですね!
ラーズ・ヌートバー選手の年俸や成績、人気などはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
ラーズヌートバーの年俸推移や成績・人気を調査!ポジションは外野のどこ?
WBC日本代表入りできる条件
ラーズ・ヌートバー選手がWBC日本代表入りする可能性があるとのことで、気になるのが出場資格ではないでしょうか。
各代表チームへの出場資格は、以下の条件のうちいずれか一つに該当していることです。
- 当該国の国籍を有する
- 当該国の永住資格を有する
- 当該国で出生している
- 本人の親のどちらかが当該国の国籍を有する
- 本人の親のどちらかが当該国で出生している
ラーズ・ヌートバー選手は、母親・久美子さんが日本で出生しているので、4、5番に当てはまるんですね!
WBC2023の侍ジャパンを率いる栗山英樹監督は、比較的緩めであるWBC出場資格を背景に、日系大リーガーのプレーも調査していたそうです。
当初は6~7人の日系選手がリストアップされていましたが、最終的にラーズ・ヌートバー選手と、もう一人、スティーブン・クワン選手が残りました。
日本代表は投手は盤石なので、野手の総合力をいかに上げるか考えた時に、日系大リーガーの名前があがったようです。
今回はメージャーで活躍する選手も名を連ねていますので、ラーズ・ヌートバー選手がメンバー入りするとおもしろくなりそうですね!
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まとめ
セントルイス・カージナルスでプレーするラーズ・ヌートバー選手がWBCの選手リストにあがっているとのことです。
ラーズ・ヌートバー選手は、母親・久美子さんが日本人、父親・チャーリーさんがオランダ系アメリカ人という日本とのハーフなので、日本代表入りする資格があるんですね!
ラーズ・ヌートバー選手が日本語を喋れるかはわかりませんが、母親・久美子さんが日本人、父親・チャーリーさんは親日家のようなので、喋れる可能性はあるのではないでしょうか。
WBC2023の日本代表入りした場合、会見があるはずなので、もしかするとそこで日本語が飛び出すかもしれません。
チームメイトやファンから愛される明るい選手なので、日本代表入りすると明るく楽しいチームになりそうですね!
身体能力も高いようなので、ぜひその力を日本代表メンバーとして発揮している姿を見たいところです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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