2022年8月29日、DeNA三嶋一輝投手が、国から難病指定されている疾患「胸椎黄色靭帯骨化症」の切除術が無事に終了したことを報告しました。
DeNA三嶋一輝投手は、1軍で活躍されている選手だけに、このニュースに驚いた人も少なくないはずです。
国から難病指定されている疾患ですので、DeNA三嶋一輝投手の完全復帰はいつになるのかが気になります。
また、過去に同じ疾患を患った選手で復帰できた選手はいないという情報があることから、引退の可能性も噂されています。
DeNAファンだけでなくプロ野球ファン全員がDeNA三嶋一輝投手の復帰を願っていることでしょう。
そこで、DeNA三嶋一輝投手の復帰はいつで引退の可能性はあるのかについて調べました。
また、DeNA三嶋一輝投手と球団の契約内容によって、今後の動きも変わって来るのではないでしょうか?
DeNA三嶋一輝投手の契約内容についても調べました。
DeNA三嶋一輝の復帰はいつで引退の可能性はある?
胸椎黄色靭帯骨化切除術を行い、無事に終了したDeNA三嶋一輝投手。
DeNA三嶋一輝投手が患ったのは国から難病指定されている疾患だけに、今後がどうなるか、とても心配です。
そこで、DeNA三嶋一輝投手の復帰はいつで引退の可能性はあるのかについて調べたので、さっそく見ていきましょう。
復帰時期は不明
DeNA三嶋一輝投手の復帰時期ですが、2022年8月末時点では不明となっています。
DeNA三嶋一輝投手の復帰についてわかっていることは、
- 2022年シーズンの復帰は絶望的
- 2023年シーズン中の復帰を目指す
以上2点となっています。
とにかく、今は安静にし、無理せずリハビリを行って完治を目指してもらいたいですね。
三嶋一輝投手の復帰はいつになりそうか、胸椎黄色靭帯骨化症になったプロ野球選手を調べてみました。
- 酒井勉(元オリックス)
- 宮本大輔(元近鉄ほか)
- 越智大祐(元巨人)
- 大隣憲司(元ソフトバンクほか)
この4選手の中で、酒井勉選手は、リハビリを重ねたものの1軍に復帰することは叶わず、現役を引退されています。
他の3選手について、手術時期と復帰時期などを簡単に見ていきます。
宮本大輔投手
- 2006年:キャンプ中に左足に違和感を覚え診断
⇨黄色靭帯骨化症と判明・手術 - 2007年春:1年以上をリハビリに費やし、投球できるまで回復
- 2008年7月:約4年ぶりに1軍昇格を勝ち取る
- 2009年:現役を引退
宮本大輔投手の場合、手術から1軍昇格までは、約2年半くらいとなっています。
越智大祐投手
- 2012年:春季キャンプから右足に痺れを感じる
- 2012年4月:1軍登録を抹消され精密検査⇨黄色靭帯骨化症と診断
- 2012年6月28日:手術が無事成功
- 2012年8月下旬:近距離からの投球を開始
- 2019年9月末:ブルペン入り
- 2019年12月:契約更改時点で本人曰く「8割の力で投げられる」程度まで回復
- 2013年3月:リハビリ生活の後、2軍で実践復帰(1軍登板なし)
- 2014年10月1日:戦力外通告を受け、現役を引退
越智大祐投手の場合は、手術から実践復帰まで約8ヶ月ですが、残念ながら1軍での登板はないまま現役引退という形となっています。
大隣憲司投手
- 2013年4月:足先の痺れを訴えるものの、ブロック注射をしながら1軍登板を続ける
- 2013年5月末:足裏の感覚がなくなり、精密検査⇨黄色靭帯骨化症と診断
- 2013年6月21日:手術が無事成功
- 2013年10月22日:フェニックスリーグで144日ぶりに実践復帰
- 2014年7月13日:1軍復帰登板(408日ぶり)
- 2014年7月27日:1軍先発登板/422日ぶりの勝利投手となる
⇨黄色靭帯骨化症から復帰して1軍で勝利を挙げた初めての投手となる - 2018年10月3日:ロッテにて引退登板
大隣憲司投手は、手術から4ヶ月後には実践復帰しており、1軍復帰登板まで約1年1ヶ月でした。
さらに、中継ぎとして1軍復帰登板した2週間後には先発登板しており、勝利投手にもなっています。
これが、黄色靭帯骨化症から復帰して1軍で勝利投手となった初めての例となりました。
これら3選手は、手術から実践復帰までが4ヶ月~約2年半と幅広いことがわかりました。
もちろん、術後の回復力やリハビリの進み具合などは個人差がありますので、一概には言えません。
しかし、大隣憲司投手のように、手術から4ヶ月で実践復帰、約1年後には1軍登板している例があることを思うと、希望が持てますね!
DeNA三嶋一輝投手の手術は2022年8月29日でしたので、回復スピードが速くても2022年シーズンの復帰は厳しいでしょう。
しかし、もし、DeNA三嶋一輝投手が大隣憲司投手のように回復が進んだ場合、
もちろん急いで復帰することはないと思うので、三嶋一輝投手の状態をしっかり見極めての復帰となるでしょう。
ただ、三嶋一輝投手が2023年シーズン中に復帰する可能性があるというだけでも嬉しいですね!
ちなみに、三嶋一輝投手は、2022年5月8日に右肩の張りを訴えて、1軍登録を抹消されました。
その後、2軍での再調整が続いていましたが、後半戦に入ってからは、8月14日のイースタン・リーグ日ハム戦を最後に登板はしていません。
三嶋一輝投手が1軍のマウンドで投げている姿を見られる日がくることを願いましょう!
引退の可能性はなさそう
DeNA三嶋一輝投手が実戦復帰なしに引退する可能性はないと考えます。
先ほど紹介した4選手中3選手が、1軍2軍関係なく、手術後に一度は実践復帰している例があるので、三嶋一輝投手がこのまま引退となる可能性はなさそうです。
もちろん、症状の程度がわかりませんので、一概には言えませんので、今は「三嶋一輝投手が近距離の投球を開始した」など、何かしらの朗報が出ることを待ちましょう!
DeNA三嶋一輝の契約内容も調査
DeNA三嶋一輝投手の契約内容によって、今後の動きが変わるのでは?と思ったので、調べてみました。
DeNA三嶋一輝投手は、2021年12月10日に変動制の3年契約を結んだことを明らかにしています。
DeNAの三嶋一輝投手は10日、横浜スタジアム内で契約更改交渉に臨み、変動制の3年契約を結んだと明かした。
Full-Count
三嶋一輝投手は、2022年シーズン中にFA権の取得条件を満たす可能性がありました。
そんな中で球団から「うちにいてほしい」という言葉をもらったそうで、三嶋一輝投手もそれがすごくうれしく、チームに残る意思を固めていました。
球団も三嶋一輝投手の力が必要と考えた上での複数年契約だったのでしょう。
変動制の3年契約なので、成績によるところはありますが、三嶋一輝投手が復帰すれば間違いなくチームの戦力になる必要な存在です。
なので、三嶋一輝投手の契約内容から見ても、いきなり戦力外通告を突きつけられることはないかな?と思いました。
まとめ
DeNA三嶋一輝投手が、国から難病指定されている疾患の手術をしたというニュースがあったので、復帰はいつで引退の可能性はあるのかについて調べてみました。
三嶋一輝投手と同じ疾患を患い、手術後に1軍登板している選手がいたことがわかったので、希望が持てました。
DeNA三嶋一輝投手が、2023年シーズン中に1軍のマウンドで投げている姿を見られることを願っています!
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