2023年のドラフト会議において、社会人ドラフト候補1位と言われているのが、ENEOSの度会隆輝(わたらい・りゅうき)選手です。
横浜高校出身の度会隆輝選手は、高校3年生の時にプロ志願届を提出しましたが、指名されず、ENEOSに入社しました。
そして、高卒3年目となる2023年のドラフト会議で指名される可能性がある選手となりました。
そんな度会隆輝選手の守備位置はどこなのでしょうか。
調べると、外野手と出てくるのですが、どうやらセカンドを守っていた時期もあるそうです。
なので、度会隆輝選手の守備位置は、セカンドや外野ということになりますが、どの時代にどこの守備位置だったのか気になりますね。
また、守備に関する評価はどうなのでしょうか。
そして、もう一つの注目ポイントが、度会隆輝選手の父は、元プロ野球選手の度会博文さんということです。
度会博文さんは、どの球団でプレーしていた選手で、守備位置はどこだったのでしょうか。
さらに、度会隆輝選手の兄も野球選手ということなので、兄についても気になりますね。
今回は、以下について調べてみました。
- 度会隆輝の守備位置はセカンドや外野で評価は?
- 度会隆輝の父は元プロ野球選手の度会博文
- 度会隆輝の兄は度会基輝
度会隆輝の守備位置はセカンドや外野で評価は?
度会隆輝選手の守備位置は、セカンドや外野(主にライト)です。
では、どの時代にどこの守備位置なのかということを見ていきます。
ENEOS入社後に外野手に転向!
度会隆輝選手は、ENEOS入社後に、チームの事情で外野手に転向したそうです。
横浜高校時代までの守備位置はセカンドですが、高校2年生夏の神奈川県大会では、サードを兼任していました。
なので、守ったことのあるポジションとしては、セカンド・サード・外野ということになります。
ENEOS入社後は外野手に転向した度会隆輝選手ですが、セカンドを全く守っていないわけではなく、セカンドの守備にも取り組んでおり、試合にも出場しています。
ENEOS入社後の度会隆輝選手の守備位置内訳です。(2023年は9月20日時点の数字)
年 | ライト | セカンド | 指名打者 |
2021年 | 7 | 0 | 9 |
2022年 | 30 | 3 | 0 |
2023年 | 18 | 0 | 2 |
ライトを守っていることが多いですが、2022年はセカンドも数試合ですが守っています。
また、度会隆輝選手は打撃の評価がとても高いため、指名打者での試合出場もあるようですね。
度会隆輝選手は、セカンドと外野、両方守れたら価値が上がるし、幅が広がるという考えで、どちらの守備位置も守れるように取り組んでいるそうです。
度会も「どちらも一流になれば価値が上がるし、幅も広がる。まあまあやれる選手ではなく、両方一流を目指してやっていきたい」と鼻息荒く意気込んだ。
スポーツ報知
セカンドと外野、どちらも高いレベルで守れたら、ドラフト候補に入れる球団も増えそうですし、プロ入り後も試合出場の機会が多くなるかもしれません。
入団した球団の事情により、どこを守るかは変わってきそうですが、ユーティリティープレーヤーとして輝く存在になれそうですね!
どちらの守備位置も評価は高い!
度会隆輝選手の守備の評価ですが、外野手としての評価は高いのではないでしょうか。
外野はENEOS入社後から守り始めたにも関わらず、2022年には外野手でベストナインに輝きました。
ライトからの返球から、強肩であることもわかるようで、そこも評価が高いポイントの一つでしょう。
ただ、度会隆輝選手の評価をチェックすると、「打撃が天才的」「打撃はプロ入りしてもトップレベル」など、打撃に関する評価がほとんどでした。
守備に関する評価がほとんどありませんが、ENEOS入社後に走力や守備など含め、全体的にレベルが上がったという評価はありました。
度会隆輝選手は、打撃がメインの選手ですが、走攻守全てのレベルが高い選手なのではないでしょうか。
度会隆輝の父は元プロ野球選手の度会博文!
度会隆輝選手の父は、ヤクルトでプレーしていた元プロ野球選手の度会博文さんです。
そして、兄は、社会人野球のJPアセット証券の野球選手・度会基輝選手です。
度会隆輝選手は、野球一家というわけですね!
それでは、父や兄について紹介していきます。
父は度会博文
度会隆輝選手の父は、元プロ野球選手の度会博文さんです。
度会博文さんは、1993年のドラフト3位でヤクルトに入団し、1994年~2008年の15年間ヤクルト一筋でした。
現在は、ヤクルトアカデミーのヘッドコーチを勤められています。
現役時代の度会博文選手は、登録は内野手でしたが、投手と捕手以外のどこでも守れるユーティリティープレーヤーでした。
度会隆輝選手がセカンドや外野など複数ポジションを守れるのは、父親譲りの運動能力があるからかもしれませんね!
兄・基輝も野球選手
度会隆輝選手の兄は基輝さんと言い、1999年6月13日生まれの24歳です。(2023年9月時点)
度会隆輝選手が2002年10月4日生まれの21歳なので、3歳差の兄弟ですね!
兄・基輝さんは、千葉県木更津市にある拓殖大学紅陵高校から中央学院大学に進学しました。
そして、現在は、社会人野球のJPアセット証券で内野手としてプレーされています。
度会隆輝のプロフィール
度会隆輝選手のプロフィールや、評価を一気に上げた2022夏の都市対抗野球での成績などを紹介します。
プロフィール!
- 名前:度会隆輝(わたらい・りゅうき)
- 生年月日:2002年10月4日
- 年齢:21歳(2023年9月時点)
- 出身:千葉県
- 身長:183cm
- 体重:78kg
度会隆輝選手は、兄の影響で3歳から野球を始めました。
市川市立柏井小学校時代は、東京北砂リトルシニアに所属していました。
小学6年生の時には、12球団ジュニアトーナメントでヤクルトジュニアに選ばれました。
そして、市川市立下貝塚中学校時代は、佐倉シニアに所属し、中学3年生の時には、侍ジャパンU-15代表入りしました。
横浜高校に進学後は、入学直後から背番号14でベンチ入りし、1年夏の神奈川県大会では代打として、5打数5安打を含む9打数7安打を記録しました。
度会隆輝選手は、高校通算24本塁打・公式戦通算打率.419という記録を残しました。
高校3年生の時に、プロ志願届を提出しましたが、指名されず、社会人野球のENEOSに進みました。
度会隆輝選手と横浜高校時代の同級生で二遊間コンビだった三菱重工EASTの津田啓史選手もドラフト候補です!
ぜひチェックしてみてください。
津田啓史は父も元高校球児で甲子園出場経験あり!度会隆輝との関係は?
2022年夏の都市対抗で評価アップ!
度会隆輝選手は、ENEOS入社2年目となる2022年夏の都市対抗野球で打率.429、5試合でホームラン4本という成績を残し、タイトルを総なめしました。
- 橋戸賞(MVP)
- 若獅子賞(新人賞)
- 打撃賞
その結果、度会隆輝選手は、2022年夏の都市対抗野球で評価を一気に上げました。
この時の活躍があったため、度会隆輝選手は、2023年の社会人ドラフト候補1位の選手となったのかもしれませんね!
まとめ
度会隆輝選手の守備位置は、高校まではセカンドで、ENEOS入社後にチームの事情で外野手に転向しました。
高校時代は、サードも兼任していたため、守れるのは、セカンドやサード、外野になります。
打撃の評価がとても高い度会隆輝選手ですが、ENEOSの選手として外野手でベストナインにも輝きましたので、守備の評価もいいのではないでしょうか。
父は、ヤクルトでプレーしていた元プロ野球選手の度会博文さんで、現役時代の登録は内野手でしたが、投手と捕手以外は守ることのできたユーティリティープレーヤーでした。
父と同じように息子もユーティリティープレーヤーなのはすごいですね!
そして、度会隆輝選手の兄・基輝さんも野球選手なので、野球一家で育ってきたわけです。
2023年の社会人ドラフト候補1位の選手ですので、ドラフト会議はもちろん、プロ入りできたらそのあとも楽しみな選手ですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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