2022年10月22日、ヤクルト対オリックスによる日本シリーズが幕を開けました。
日本シリーズ2022第1戦の三塁塁審を務めていた土山剛弘審判員の判定が話題になっています。
それが、1回裏のヤクルトの攻撃でオスナ選手が打った3塁線の打球が「フェア」か「ファール」かということです。
判定はフェアということでヤクルトが2点を先制しましたが、ファンからは「ファールでは?」「誤審では?」という声が相次ぐ事態となりました。
そこで、土山剛弘審判員について調査したところ、過去にも誤審がヤバいと話題になっていたことがわかりました。
土山剛弘審判員は疑惑の判定や世紀の大誤審と言われるような判定をして、話題になったことがあるようです。
今回は、土山剛弘審判員の誤審がヤバいと話題だったので、疑惑の判定や世紀の大誤審について調査しました。
また、土山剛弘審判員の経歴やプロフィールについても調査してみました。
土山剛弘の誤審がヤバいと話題!
プロ野球の審判をされている土山剛弘審判員の誤審がヤバいと何回か話題になったことがあるようなので、調査してみました。
- 三塁線の打球がフェアかファールか【ヤクルト対オリックス】
- 疑惑の判定【阪神対巨人】
- 危険球退場【阪神対巨人】
- 世紀の大誤審【阪神対巨人】
それでは1つずつ見ていきましょう!
三塁線の打球がフェアかファールか【ヤクルト対オリックス】
2022年10月22日、日本シリーズ2022(ヤクルト対オリックス)第1戦の1回裏、ヤクルト・オスナ選手が放った三塁線の打球がフェアかファールか話題となりました。
その三塁塁審を務めていたのが土山剛弘審判員なのですが、判定は「フェア」ということでヤクルトが2点先制する形となりました。
それがこちらの打球になります。
この打球に対し、
- これは確実にファール
- ベースに当たって打球方向が変わってるからフェア
- 三塁線に打球が当たっているからフェア
など、様々な意見が寄せられました。
正直見る角度によりどちらにも見えますので、視聴者としてはよくわかりません。
ただ、土山剛弘審判員も一度ファールの判定をしかけてフェア判定にしている感じがします。
なので、審判員の距離で見るとベースに当たっているか三塁線に当たっているように判定したのかと思われます。
この当たりがヤクルトの2点先制タイムリーとなったので、難しい判定が話題になるのは仕方ないのかもしれませんね。
疑惑の判定【阪神対巨人】
2018年5月27日の阪神対巨人は、土山剛弘審判員の中途半端な動作が原因でゲームセットになった試合となったと言われています。
気になる方は、こちらの動画をご覧ください。→https://www.youtube.com/watch?v=qjx82hrvR0Y
内容を簡単にまとめてみます。
阪神0対9巨人で迎えた9回、1死満塁とチャンスを広げた際、打者・長野久義選手がレフト後方へのフライを打ちました。
犠牲フライに飛距離は十分だったのですが、捕球した中谷将大選手が送球動作に入ろうとした際、落球してしまいました。
それが、「直接捕球」か「落球」か判断がつきにくい状況となりました。
三塁ランナーの岡本和真選手はレフトフライと判断しタッチアップ、二塁走者・マギー選手と一塁走者の亀井選手もそれぞれ元いた塁に戻りましたが、土山剛弘三塁塁審の判定は「ノーキャッチ」。
しかも、一度アウトのジェスチャーをしかけてから、「セーフ!(=落球/レフトゴロ)」と両手を横に広げるという紛らわしい判定をしました。
そうなると、一塁・二塁ランナーも次の塁を狙っていないといけない状態になります。
しかし、土山剛弘三塁塁審の紛らわしい判定により、レフトフライ=捕球と判断したランナーは帰塁していたため、ボールは中谷将大選手から三塁、二塁に転送され、封殺アウト。
あっという間に併殺でゲームセットとなりました。
その後、当時の高橋由伸監督は抗議をしましたが、リクエストの対象ではないとのことから突っぱねられてしまいました。
捕球したかどうかについては明確な基準がないため審判の判断によるものとのことで、リクエストの対象ではないようです。
これに対し、巨人OB・張本勲さんは、このようにおっしゃっていました。
「早めに(ジャッジを)出してやらないと。選手は見にくい場合があるんだから」
デイリー新潮
捕球の判定が審判によるものなのであれば、選手が混乱しないように早めに判定してほしいところですね。
危険球退場【阪神対巨人】
2018年8月19日の阪神対ヤクルトの3回裏、岩田稔投手が青木宣親選手に投げた球に対して土山剛弘主審は「危険球退場」を宣告しました。
当たっているかどうかの判断は難しいですが、どのような球か気になる方はこちらをご覧ください。→https://www.youtube.com/watch?v=sbnIPEi9meU
岩田稔投手の投げた球が、青木宣親選手のヘルメットのツバに当たったという判定でした。
これに対し、何度リプレイ映像を見ても、青木宣親選手のヘルメットには当たっておらず、青木宣親選手の顔の前を通過し、梅野隆太郎捕手のグラブに当たって軌道が変化しただけという声が寄せられました。
ちなみに、この判定に対し、梅野隆太郎捕手が「先にヘルメットに当たった音がして、その後ミットに当たった」と説明されたとおっしゃっていました。
真相はわかりませんが、当たっていないように見える人が多かったのは事実のようです。
世紀の大誤審【阪神対巨人】
2011年4月20日の阪神対巨人では、脇谷亮太選手のフライの捕球に対しても誤審と言われる騒ぎとなりました。
土山剛弘審判員は「捕球」と判定しましたが、「落球」と判定するファンが多かったようです。
さらに、土山剛弘審判員はその捕球シーンを「見てなかった」という疑惑が生まれるほどでした。
この土山剛弘審判員の判定は、「世紀の大誤審」と言われることとなりました。
このように、土山剛弘審判員は何度か誤審騒ぎとなったことがあるようでした。
土山剛弘の経歴も調査
土山剛弘審判員は、郁文館高等学校、帝京大学を経て、1988年にセントラルリーグ審判部(関西支社)に入局しました。
2011年セ・パ両リーグの統合により、白井一行審判員が「20」を着用するため、土山剛弘審判員の袖番号は「34」に変更されましたが、それまでは「20」でした。
2022年度までの試合出場数は1260試合で、初出場は、2002年5月18日の阪神対中日、二塁塁審でした。
土山剛弘審判員の出場年度は、日本野球機構HPによると、
- 日本シリーズ:2017年、2022年
- オールスター:2009年、2016年
- プレーオフ、CS:2011~2019年、2021年
土山剛弘審判員は、日本シリーズ2022が2度目の日本シリーズで審判を務めたことになります。
土山剛弘のプロフィールも紹介
- 名前:土山剛弘(つちやま・たかひろ)
- 生年月日:1972年2月28日
- 年齢:50歳(2022年10月時点)
- 出身地:東京都
- ウエスタン・リーグ優秀審判員:2回 (2004年、2010年)
土山剛弘審判員は、ウエスタン・リーグで優秀審判員として2回表彰されています。
年齢はまだ50歳なので、まだまだ審判員として活躍されそうですね!
まとめ
土山剛弘審判員の誤審がたびたび話題になっていたので調査してみました。
選手が混乱しないよう、早めに判定してほしいなぁと思いました。
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