2023年6月16日、俳優の永山絢斗さんが大麻取締法違反容疑で逮捕されました。
突然のことに驚きとショックの声が広がっていますが、その中でも最も多いのが「東リベどうなる?」ということです。
永山絢斗さんは、現在公開中の大人気映画の前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』に新キャストとして出演しています。
さらに、後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が6月30日に公開を控えています。
永山絢斗さんは、同映画のメインキャストを務めているため、出演部分をカットして公開することはできません。
なので、今回のことを受け、東京リベンジャーズ2の公開はどうなる?中止?延期?という声が出ているわけです。
そこで今回は、『東京リベンジャーズ2の公開はどうなる?永山絢斗はメインキャラ!』と題して、東京リベンジャーズ2の公開はどうなるのか、過去にあった同じ出来事も合わせて調べてみました。
東京リベンジャーズ2の公開はどうなる?
東京リベンジャーズ2の公開について、6月16日時点では「対応はまだ決まっていない」とコメントが出ています。
また、永山絢斗さんの出演シーンが多いため、代役での撮り直しも不可能でしょう。
公開を2週間後に控えた時期での逮捕だけに、関係者も「対応はまだ決まっていない」と説明。永山容疑者は劇中で重要なキャラクターを演じており登場場面も多いという。編集も難しく、時期的に代役を立て撮り直すことはほぼ不可能なだけに関係者は頭を悩ませている。
中日スポーツ
東京リベンジャーズには、人気俳優がたくさん出演しているため、もう一度全員集めて撮り直しは不可能でしょうね。
ただ、東京リベンジャーズ2は、公開中止にはならないと予想します。
理由はこちらの2つです。
- 過去に同じことが起きて公開した映画があるため
- 作品に罪はないから
それでは、1つずつ見ていきます。
中止にならない理由①過去に同じことが起きて公開した映画があるため
東京リベンジャーズ2の公開が中止にならない理由1つ目は「過去に同じことが起きて公開した映画があるため」です。
2019年に俳優のピエール瀧さんが、永山絢斗さんと同じ理由で逮捕されました。
しかし、ピエール瀧さん出演の映画『麻雀放浪記2020』が、同年4月5日にノーカットで公開されました。
また、同作品を配給予定の劇場から断りの連絡がなかったことも、公開を後押しした理由ではないでしょうか。
公開の際は、劇場内などに掲示するポスターや作品ナインおテロップなどで、ピエール瀧さんが出演することは明示し、干渉するか否かを観客の判断に委ねたり、前売り券などを購入済みのお客様への払い戻しを行うなど、様々な対応はしていたようです。
なので、後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が予定通り公開される場合も、何らかの対応はあるかもしれませんね。
また、公開中の前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』についても、もしかすると何か対応が出るかもしれません。
しかし、同じくピエール瀧さんが出演していた映画『居眠り磐音』は、出演箇所の撮り直しと差し替えを行った上、予定通り2019年5月17日に公開されました。
『麻雀放浪記2020』より公開までに期間があったため、撮り直しや差し替えができたのかもしれません。
ただ、撮影済みの映画を公開するかどうかは、監督や制作会社などの意向によるのではないでしょうか。
東京リベンジャーズが2がどうなるかわかりませんが、公開した映画があるため、公開中止にならない可能性はありそうです。
ちなみに、『麻雀放浪記2020』は、ピエール瀧さんの逮捕から約1週間後に予定通り公開することを発表していました。
また、『居眠り磐音』は、2日後に撮り直しや差し替えをして、予定通り公開することを発表しました。
後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開日が6月30日のため、公開については、遅くても1週間後の6月23日までには発表されるのではないでしょうか。
中止にならない理由②作品に罪はないから
東京リベンジャーズ2の公開が中止にならない理由2つ目は「作品に罪はないから」です。
同様のことが起こるたび作品の公開について話題になりますが、「作品に罪はない」という声は毎回出ています。
先ほどのピエール瀧さん出演のままノーカットで公開された映画『麻雀放浪記2020』の際も、東映の方が「作品に罪はない」という観点から公開を決めたとおっしゃっていました。
東映は3月20日、麻薬取締法違反(コカイン摂取)の疑いで12日に逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則氏が出演する映画「麻雀放浪記2020」を予定通り4月5日に公開すると発表した。同氏の出演シーンのカットなども行わない。
ITmediaビジネス
逮捕の報を受け、同社は製作委員会など関係各所と協議。公開の中止や延期も検討したというが、「ファンのためにならない」「作品に罪はない」という観点から公開を決めたという。
また、同作品の監督も「作品に罪はない」とおっしゃっていました。
同作品の白石和彌監督は「作品を編集したり、再撮影したりすることも考えたが、作品に罪はない。僕がベストだと思っている完全な形で公開することが決まってホッとしている」と心境を語った。
ITmediaビジネス
見る側からも「作品に罪はない」という声は多く出ています。
そのような声は作品公開への後押しとなりそうですが、最終的には制作会社や監督など関係者の考えによるでしょう。
東京リベンジャーズ2の永山絢斗はメインキャラ!
東京リベンジャーズ2で永山絢斗さんが演じるのは、場地圭介(ばじ・けいすけ)です。
今回の『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編』の最重要キャラクターの新キャストとして出演していました。
場地圭介は、元東京卍會壱番隊隊長で、誰よりもメンバーを大切に想う男で、仲間のために命を張ることに一切躊躇しません。
永山絢斗さん演じる場地は、前編『-運命-』では、敵対組織である芭流覇羅に寝返り、その真意を確かめるべく仲間が奮闘する姿が描かれます。
そして、後編『-決戦-』では、場地を取り戻すための芭流覇羅との抗争が描かれています。
物語のメインに場地がいるため、永山絢斗さんが東京リベンジャーズ2のメインキャラであることがよくわかりますね。
クライマックスプレミアにも登壇!
永山絢斗さんは、6月12日に開催された後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』のクライマックスプレミアにも登壇していました。

このことから、東京リベンジャーズ2において、永山絢斗さんがメインキャラであることがわかります。
まとめ
俳優の永山絢斗さんが大麻取締法違反容疑で逮捕されたことで、東京リベンジャーズ2の公開はどうなる?ということが気になったので調べてみました。
過去に同じことがあった際は、その人の出演シーンをノーカットで公開した作品と、代役を立てて撮り直しや差し替えをした作品の両方ありました。
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開日が6月30日であることから、万が一、代役を立てるとすれば、公開日は延期になるでしょう。
しかし、東京リベンジャーズ2のキャストは多忙な俳優が集結しているので、撮り直しはほぼ不可能ではないでしょうか。
そうなると、前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』が公開中であることからも、後編も予定通り公開となりそうです。
どうなるかは協議中ということなので、公式発表を待つしかなさそうですね。
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